新幹線の運転士が居眠りをして停車駅を通過してしまった事故で、有名になった病気です。寝ている間に、舌の奥の筋肉がリラックスしすぎて、気道を塞ぎ、息ができなってしまう病気です。 |
|
もちろん長時間、呼吸が止まれば苦しいので、睡眠が浅くなり、再び息を吹き返します。
しかし、この状態では脳と体は休むことができず、
いびきの他に
@夜、目が醒める
A熟睡感がない
B頭痛
C昼間の眠気・集中力低下
などの症状が現れます。
もちろん、心臓にも負担をかけるので、
高血圧や突然死・脳卒中の原因となります。 |
検査は簡単です。
ご自宅に小さな機械を持ち帰っていただき、機械をつけたまま、睡眠をとっていただきます。
翌日、機械をご返却いただき、解析をします。
治療は、
CPAP(持続陽圧呼吸)装置を用いて、
鼻マスクを通して空気を送り込み、圧力をかけ、
気道を閉じないようにします。
他にも、
・扁桃腺摘出手術
・マウスピース
・内服治療
などが必要になる場合もあります。 |
|
費用は健康保険適応ですので、
簡易PSG検査・月々のCPAPレンタル料ともに、5000円程度(3割負担)・2000円弱(1割負担)となります。
|